目次
温暖な気候を生かして、ビワ、梨、キウイフルーツ、温州みかん、レモン、ぶどう、パッションフルーツなどの生産が盛んな千葉県。大房(房総びわ)、田中、富房、瑞穂、房光、希房、幸水、豊水、新高などの品種、ブランドが有名です。こちらでは、ネット通販でお取り寄せ出来る千葉県産の人気フルーツ、旬の果物をご紹介します。贈り物、ギフト、お土産、手土産、お見舞い、お祝い、お中元にも喜ばれる季節の果物がたくさん!
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fujifab12
友だちが『おいしいから食べて!』と枇杷を送ってくれました。
大房
白枇杷
福姫
瑞穂今まで枇杷は、ご近所さんからいただくもので
野生っぽい甘酸っぱいものしか食べたことがなかったので
いろんな香り、食感、味があることにびっくり🥹❤️❤️❤️おいしすぎた❤️
友だち曰く「ここ数年果物が好きすぎてあれこれ漁っているんだが、果物送ってこんな違いを楽しんでくれる奴他におらんから嬉しいねん。
おいしい果物に出会えた喜びを共有したい🤝」#枇杷#びわ#大房#白枇杷#福姫#瑞穂#friends #おともだち#ありがとう#ありがとうありがとうありがとうございます#管理栄養士#dietitian #フードスタイリスト #foodstylist
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scallop25
予約していた梨が届きました美味しくいただくなっしー♪
#千葉県産なし
#船橋なし
#ふなっしー
#ランドローム
#旬のくだもの
#旬の果物
#ダンボール箱かわいい出典 Instagram
ねえねえボンゾくん、千葉県で人気のブランドフルーツ、特産品の果物ってどんなものがあるの?
千葉県のフルーツといえば、ビワ、梨。大房(房総びわ)、田中、富房、瑞穂、房光、希房、幸水、豊水、新高などの品種、ブランドが有名だよ。それじゃあ、僕も大好きな千葉県の美味しいフルーツ、千葉県特産の果物の種類と特徴をイギーくんと一緒に調べてみようね!
千葉県産の人気フルーツ ビワ
千葉県産のビワの特徴
千葉県のびわは、大粒でみずみずしいのが特徴です。南房総地域を中心に栽培されており、この一帯のびわは「房州びわ」(平成19年に地域団体商標に登録)と呼ばれています。長崎県の茂木(もぎ)びわと並び、日本の二大産地に数えられています。
千葉県産びわの歴史
千葉県におけるびわの栽培は、宝暦元年(1751年)頃に始められたといわれており、270年以上の歴史を有しています。
江戸時代の中期には、「房州びわ」が江戸の市場に出荷されたとの記録があります。
また、明治以降は一層盛んに栽培されるようになりました。びわ栽培は「寒さとの戦い」
びわは、花や果実が寒害を受けやすい作物です。びわは、初冬に花を着け、寒さの中で実を結ぶため、栽培は寒さとの戦いです。びわの花はマイナス5度で、果実はマイナス3度で凍死してしまうため、温暖な地方でしか栽培できません。冬、黒潮に守られる安房地域は、びわ栽培の北限です。
このため、栽培者の苦労は多く、作業能率は悪くても気温の下がりにくい傾斜地を選んで栽培したり、寒波の襲来する頃には、ストーブを焚いて果実を守ることもあります。
びわ園の多くは冬期の季節風及び冷気の滞留しにくい南から東に向いた山の斜面に位置しています。びわは一果一果、手作業で袋かけ
びわは、果実が小さい時に生産者が1つ1つ袋をかけて大切に育てます。
なぜなら、「害虫」や強い日差しによる「しみ・そばかす」などから果実を守るためです。
「袋かけ」は、美しいびわを作るために欠かせない大切な作業です。びわの栽培は、急傾斜地での作業
「花摘み」「袋掛け」「収穫」と急傾斜で樹に登る作業が3度もあるため、大変労力がかかります。
そのような生産者の努力があって、おいしいびわを食べることができます。ちばのびわ栽培品種
九州地方で主に栽培されている「茂木(もぎ)」種と比べ、千葉県のびわは大果系の品種が中心です。
びわは、その栽培方法により露地栽培とハウス栽培に分けられます。
以下、千葉県内で栽培されている主なびわの品種です。露地栽培の品種
露地栽培の収穫・出荷時期はおおむね5月下旬~6月下旬です。千葉県で栽培されている露地ものは次の2品種が主流です。
出典 千葉県庁公式サイト
大房
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hayami_sake
#びわのコンポート
#びわ#千葉 の#南房総 はびわの産地です。#房総びわ は一大ブランド
いまが旬です。#大房 は瑞々しくて、手がびしょびしょになるくらい、水分が多いです。生で食べるのがお勧め。
#とみうら枇杷倶楽部 はびわカレーもおすすめ。グラニュー糖で煮込んで#コンポート を作りました。
#アイスクリーム と#さくらんぼ を添えて。
#デザート のできあがり#おうちカフェ #フルーツ好き #くだもの好き #おうちごはん #スイーツ好き #おうちスイーツ #スイーツ工房 #料理教室 #郷土料理 #料理と酒 #郷土料理シリーズ #フーディーテーブル #クッキングラムアンバサダー
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yuluorganic
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#枇杷 ♡♡
はぁ〜嬉しい
びわ大好き♡♡
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#房州びわ というびわらしい
千葉県南房総市の
#よぜむファーム さん
というところで作ってる
#大房 おおぶさ
っていう品種のびわ
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大きさと
みずみずしさと
甘さが特徴なんだって!!!
くぅーーーー!
全部揃ってる!!
あがります〜😭💓
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よぜむファームさんは
農薬は必要最低限にして
自然のままの露地栽培を心がけてる果樹農家さんらしい
他にも季節によって色々な果物を育ててるみたいです♡♡
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嬉しいなぁ嬉しいなぁ
息子と食べよう
タオルを敷いて
お風呂上がりに…🛁
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舞海ちゃん
元気が出るよー!ありがとう😊
@maiumimaiumi出典 Instagram
大房(おおぶさ)の特徴
1果70から80グラムと大果で、酸味が少なく、食味がよい。
収穫期は5月下旬から6月上旬。
農林水産省育成、昭和17年発表。出典 千葉県庁公式サイト
通販でお取り寄せ出来る大房
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田中
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winhana
#びわ #fruits #田中びわ #風邪 #咳 #疲労回復 #美肌 #organicfruit #くだもの出典 Instagram
田中(たなか)の特徴
1果65から75グラムと大果で、外観が美しく、食味がよい。
収穫期は6月中旬から6月下旬。
田中芳男氏(東京都)育成、明治12年発表。出典 千葉県庁公式サイト
ハウス栽培の品種
ハウス(温室)栽培の収穫・出荷時期はおおむね4月中旬~5月下旬です。千葉県で栽培されているハウスものは次の品種が主流です。
通販でお取り寄せ出来る田中
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富房
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ho26no1
昨年、仕事でお会いしたびわ農家のお客様が
びわできたけどいる?と、電話をくださいました。
千葉県南房総市で育った大きなびわ。
ジューシーで本当に美味しかった。
いろんな方から元気をもらう毎日です。#房州びわ#富房#南房総市#届く
出典 Instagram
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kinnosuke_7401
【初夏の実り!房州びわケーキ🌞】こんにちは!金之助です!🍠
皆さま、夏といえば何を思い浮かべますか?
スイカ、メロン、トマト、ナス……🌞🌻
夏は食材の宝庫ですね!🥰金之助がある南房総では初夏といえば
「房州びわ」が有名です✨
令和元年の房総半島台風で
大きな被害をうけた房州びわ😔
まだまだ生産量や収穫量は戻っていません💦そんな中、今年はさらに追い打ちを
かけて不作の年となっています😰
年々、びわ農家が少なくなっていく
房州を少しでも活気づけ、✊
房州びわの魅力を少しでも伝えられたらと思い、
金之助では、今月より
「房州びわのケーキ」を販売開始しました!!🥰■ 【初夏の実り!房州びわケーキ🌞】
〇 「房州びわのケーキ」 TAKEOUT ¥356(税込)
EATIN ¥363(税込)使用している房州びわは南房総富浦町産のびわで
「富房」という品種を使用しています✨
何年も続くびわ農家さんの美味しいびわです‼️
缶詰などは一切使用せず、生のびわを
1つ1つ皮をむき砂糖でじっくりと煮詰め
コンポートにしケーキに使用しています🍰✨少ない期間しか出回らない「房州びわ」
ケーキの販売も期間限定・数量限定です‼️‼️
ぜひ、房州の初夏の味「房州びわのケーキ」ご賞味ください!😆〇 びわ農家で育った私からのプチ情報!💡
・びわはとてもデリケートなので扱いには十分気をつけてください🤫
・皮をむくときはおへその部分から
下の枝の部分にむかってむくときれいにむけます😆
・購入後は冷蔵庫保管などはせず、常温保管をお願いします🙏
(どうしても冷たくして食べたい場合は、
食べる10分前くらいに冷蔵庫にいれすぐ食べてください!)「房州びわのケーキ」は
金之助の店舗で販売中です!
お立ち寄りの際はぜひ
お手に取ってみてくださいね🚗💕#芋カフェ金之助 #たんぽぽ農園 #さつまいも専門店 #金之助のスイーツ #芋チップ #さつまいもスイーツ #さつまいも好き #さつまいも大好き #館山 #館山カフェ #南房総 #南房総市 #千葉グルメ #千葉カフェ #芋スイーツ #お芋スイーツ #お取り寄せスイーツ
#びわ #枇杷 #ビワ #房州 #房州びわ #富房 #びわケーキ #夏スイーツ #夏フルーツ出典 Instagram
富房(とみふさ)の特徴
1果65~75グラムと大果で、食味がよい。
温室栽培の主要品種。
収穫時期は4月中旬~5月下旬(ハウス栽培)
千葉県育成品種、平成元年に品種登録。出典 千葉県庁公式サイト
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瑞穂
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551taka
今年初のビワ
瑞穂という品種ですすごくみずみずしくて美味しかった
#ビワ#瑞穂#房州びわ
出典 Instagram
瑞穂(みずほ)の特徴
1果75から85グラムと極大果で、果肉は柔らかく、食味がよい。
また、甘味と酸味のバランスが良い。
収穫時期は4月中旬~5月下旬(ハウス栽培)。
露地栽培では6月中旬~下旬。
農林水産省育成、昭和11年発表。出典 千葉県庁公式サイト
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房光
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yukanpo1108
今日からハウス枇杷のバイト🌳
私は主に優品のパック詰めがメインですが、田植え等で人手が足りず朝から袋を剥がしてるよ!
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①房光
秀品✨面長の美人さんです。
枇杷はビジュアル至上主義だからね…😅
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②瑞穂
秀品✨今年は去年の台風の塩害で小さい枇杷ばかり…😭4Lは少ないですね。露地もあやしいなぁ。
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#枇杷 #びわ #房州びわ #房州枇杷 #南房総市 #富浦 #石井さんちのびわジャム #ハウスびわ #ハウス枇杷 #房光 #瑞穂出典 Instagram
房光(ふさひかり)の特徴
1果70g程度の大果で、酸味があり、濃厚な食味。果肉は柔らかめ。
収穫時期は4月下旬~5月下旬(ハウス栽培)。
露地栽培では6月上旬。
千葉県育成品種、昭和57年に品種登録。出典 千葉県庁公式サイト
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希房
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yukanpo1108
種なし枇杷!
すごいキレイに詰めてあります✨そして美味しい🤤※味見済み
画像は全く加工してないんだけど、色もとてもキレイ😆この品種が出た当時、千●屋で1粒¥5,000だったんだって…😳
今はだいぶ金額は落ち着いたけど、作っている農家さんが少ないので普通の枇杷よりもお高い😅#房州びわ #種なし枇杷 #南房総市 #枇杷 #希房 #ハウスびわ
出典 Instagram
希房(きぼう)の特徴
世界初の種子なしビワ。
1果70g程度の大果で、種子がないため
一般的なビワより果肉の割合が3割程度多い。
肉質は軟らかく、ほどよい酸味があり、食味はよい。
収穫時期は5月上旬~5月下旬(ハウス栽培)。
千葉県育成品種、平成18年に品種登録。出典 千葉県庁公式サイト
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ビワのこと、もっと知りたい!
分類:バラ科ビワ属
原産地:中国(China)南部地方
季節の分類:夏
多く出回る時期:5月~6月頃
国内の栽培面積:約1,170ヘクタール(2018年)
国内の年間出荷量:約2,300トン(2018年)
おもな産地:長崎県(約31%)、千葉県(約16%)、鹿児島県(約9%)初夏になると青果コーナーに並び始めるビワは季節感を感じさせてくれる果物のひとつです。あのふっくらとしたオレンジ色の果実を見るとついつい買ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ビワのおもな産地は亜熱帯や温帯地域です。年平均気温15度以上、最低気温は-5度以下にならない場所が栽培に適しているといわれています。このため日本では千葉県より北では本格的な栽培は行われていません。ただし近年の温暖化による影響により、栽培可能地域が北に広がる可能性があります。
ビワの歴史
ビワの原産は中国(China)地方で、6世紀にはすでに栽培が行われていました。日本にも野生種があったという説がありますが、現在栽培されているのは中国からもたらされた品種がもとになっています。
ビワに関する文献は奈良時代に記述された書物が最も古いものです。日本で栽培が始まったのは江戸時代の中期頃で、千葉県の富浦では宝暦元年(1751年)に栽培がスタートしたといわれています。その頃の果実は小ぶりだったそうですが、そこで栽培されたビワは江戸に出荷されていたようです。
その後、江戸時代の末期(天保から弘化の頃)に中国の品種が日本に入ってきて、現在のような大玉のビワが本格的に栽培されるようになりました。
ビワの選び方(見分け方)
果皮に張りがあってうぶ毛が密生
果皮が濃いオレンジ色に染まっている
白ビワは熟しても色が薄いのが特徴
左右対称のふっくらとした形
直売所だけで味わえるびわビワの種類
茂木(もぎ)
西日本におけるビワの代表はこの「茂木」です。江戸時代に長崎県の代官屋敷で奉公していた女性(三浦シオさん)が、中国商船から持ち込まれた「唐枇杷(中国原産の枇杷)」の種子を茂木町の自宅の庭にまき、そこから広まったといわれています。果重は40~50g程度と小ぶりですが、甘味はやや強めで酸味は控えめ。おもな産地は長崎県や鹿児島県、香川県などで5~6月頃がシーズンです。
長崎早生(ながさきわせ)
早いものは1月頃に出荷されるという「長崎早生」。寒さに弱いためハウス栽培されることが多く、露地ものに比べると2か月ほど早く店頭に並びます。果重は 40~60g程度で糖度は比較的高く、みずみずしく上品な味わいです。この品種は「茂木」と「本田早生」の交配で、1976年(昭和51年)に登録されています。なおハウス栽培のものは、箱に「茂木ビワ」と書かれていることがあります。
田中
1879年(明治12年)頃に植物学者である田中氏が、長崎県で食べたビワの種を東京に持ち帰り、自宅にまいて育成したのが始まりとされています。果実は釣り鐘形で、果重は60~80g程度と茂木に比べるとやや大きめ。甘味は強く、酸味も適度にありバランスのとれた品種といえるでしょう。シーズンは6月頃です。おもに愛媛県や千葉県、香川県や兵庫県などで栽培されています。
大房(おおぶさ/たいぶさ)
ビワ栽培が盛んな千葉県の富浦町で多く生産されている品種で、大きいものは100g前後もあります。「田中」×「楠」として誕生し1967年(昭和42年)に命名されました。寒さに強く、「ビワ栽培の北限」といわれている千葉でもよく育ちます。酸味が少なくほどよい甘味で果汁も豊富です。旬は6月で、「房総びわ」としても流通します。
なつたより
なつたよりは長崎県果樹試験場で育成され、2009年(平成21年)に品種登録されたビワです。親の掛け合わせは「長崎早生」×「福原早生」。サイズが60g前後と大きく、甘味は強めで酸味は控えめ、果肉はソフトでみずみずしく上品な風味が楽しめます。収穫時期は5月下旬~6月上旬頃です。
瑞穂(みずほ)
1936年(昭和11年)に「楠」×「田中」として誕生した品種。ほどよい甘味と適度な酸味があり、食味のよいびわです。サイズは100g前後と大きく、果皮は淡いオレンジ色で、薄い緑色の小さな斑点が出ることもあります。主産地は千葉県です。
涼風(すずかぜ)
「楠」と「茂木」を交配して誕生し、1999年(平成11年)に登録された品種です。糖度が高く酸味が少ないのが特徴。果重は50~60g前後で6月上旬頃に出荷されます。また、同時に品種登録された「陽玉(ようぎょく)」は「涼風」よりも一回りほど大きく、甘さと酸味がほどよく調和した品種で、こちらも6月上旬頃に出荷されます。このほか、やや大きめで早熟な新品種「涼峰(りょうほう)」や、やわらかくて甘酸適和の「麗月(れいげつ)」なども登場しています。
土肥(とい)
静岡県土肥地域の特産の白いビワ。1877年(明治10年)に中国から持ち帰ったビワの種から誕生しました。果重は30~40gと小粒で食べられる部分は少なめですが、白く繊細な果実は香りがよく美味といわれています。収穫時期は5月下旬頃から。ただし風雨に弱く傷つきやすいため、市場にはあまり出回らず、お酒やゼリー、ジャムなどに加工されることが多いようです。
白茂木(しろもぎ)
果皮と果肉がやや白っぽい黄白色をした品種です。長崎県果樹試験場で「茂木」の種子に放射線を照射し、突然変異を誘発して作られたもので、1982年(昭和57年)に品種登録されました。果形は卵形で果重は40~60g。肉質はやわらかく多汁で、糖度と酸味のバランスもよく調和されています。6月中旬頃から出回ります。
希房(きぼう)
2004年(平成16年)に千葉県農業総合研究センターで誕生した新品種の「種なしビワ」です。ビワといえば大きな種がゴロリと入っているのが当たり前ですが、この「希房」は邪魔な種がなく、実の多くを食べることができます。ただし生産数が少ないので、あまり見かけることはありません(※2009年現在)。親は「田中」×「長崎早生」です。
出典 果物ナビ公式サイト
千葉県産の人気フルーツ 梨
千葉県産の梨の特徴
千葉県は土壌条件、気象条件に恵まれた梨の栽培適地で、栽培面積、収穫量、産出額ともに、日本一を誇ります。
千葉県は梨の栽培適地
千葉県は土壌条件、気象条件に恵まれた梨の栽培適地です。
三方を海に囲まれた温暖な気候のため、関東地方の中では最も早い時期に花が咲き、収穫時期も早くなります。
主力品種の「幸水」は、真夏を迎える8月上旬には県内各産地が出揃い、暑くて梨が食べたくなる時期と、最も味の乗る収穫最盛期が重なることなどから、昔から千葉県の梨はおいしいと言われてきました。
また、千葉県に多い火山灰土壌は、肥料を持つ力が強い上に排水性も良いことから梨の栽培に向いており、樹が健康で元気に育ちます。そういう樹には、おいしい果実が実ります。太陽の光
果実も太陽の光をたっぷり浴びて育ちます。
主力品種の「幸水」「豊水」は、果実に袋をかけずに栽培されます。(「新高」の一部や「二十世紀」は袋をかけます)
一般的に果実にも光が当たった方が、糖度が高くなります。夏の太陽をたっぷり浴びて、果実はどんどん甘くなります。千葉県の産地には、高い栽培技術があります
江戸時代より続く千葉県の産地では、おいしい梨を作るため長年蓄積された技術があります。そして、今でも、もっとおいしい梨を作るため、技術の研鑽に励んでいます。
例えば、土づくり。土づくりは一朝一夕にはできません。長い年月をかけて堆肥などの有機質を梨園に施用し、梨の樹が健全に育つ土壌を作っています。健全な樹は病気に強いだけでなく、おいしい果実を成らせます。
また、せん定作業、肥料のやり方、すべて味を重視して行われます。そして、最もおいしい時期を逃さず収穫し、皆様にお届けしています。
この他、千葉県の各産地では、農薬を適正に使用し、農薬散布履歴の記帳はもちろんのこと、細かい目合の網で梨園全体を覆い害虫の侵入を防いだり、フェロモンと呼ばれる害虫の雌の臭いを梨園に充満させ、交尾できないようにして害虫の発生を防ぐなど、様々な工夫をして、おいしい梨を生産しています。千葉県梨栽培の歴史
千葉県における梨のルーツは江戸時代にまで遡ります。
千葉県で梨栽培が始まったのは、江戸時代の1769年※に、八幡地方(現在の市川市八幡地区)で、川上善六氏が取り組んだのが最初と言われています。
川上善六氏は、1742年八幡地方に生まれ、幼児より書を好み学識に富んでいました。殖産興業に熱心で、八幡地方にどんな作物が適しているかを探していたところ、美濃国大垣辺で品質の良い梨栽培を見てその技術を学び、枝梢を持ち帰って八幡地方に広めました。
八幡地方で収穫された梨は江戸に運ばれ、高級品としてもてはやされていました。
このため、産地は急速に拡大し、徳川末期には関東で最大の梨産地になったと推定されています。梨「二十世紀」は千葉県松戸市で発見
梨の品種「二十世紀」の発祥の地は千葉県松戸市です。
松戸市在住で、当時13歳の松戸覚之助氏が1888年(明治21年)、裏庭のゴミ捨て場に生えていた梨の木を偶然発見し、その梨を移植して育てたところ、10年目の1898年(明治31年)に実が成りました。
その食味が今までになく新鮮で多汁であったため、やがて迎える二十世紀に王座を成す梨になるだろうと、農学者の渡瀬寅次郎氏や池田伴親氏らによって「二十世紀」と命名されました。
その後、「二十世紀」は1904年に鳥取県に渡り、当地において「二十世紀」の日本一の産地を築くこととなりました。出典 千葉県庁公式サイト
千葉県産幸水
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marilyn19j
白井の梨頂き物ですが…
贅沢に 沢山 むいちゃいました。
やっぱり 白井ブランドは甘いです。みずみずしい❣️
#白井の梨#みのりの秋#梨#千葉の秋#美味しい梨#梨の季節#幸水#幸水なし
いつもありがとう😊
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千葉県産幸水(こうすい)の特徴
結果樹面積:832ヘクタール(51パーセント)
最も人気のある品種です。両親は、菊水(きくすい)×早生幸蔵(わせこうぞう)で、名前は、両親の一字ずつを取ってつけました。
昭和34年に品種登録されましたが、未だに「幸水」に代わる品種は育成されていません。
果実の色は「豊水」のような赤梨と「二十世紀」のような青梨の中間色タイプです。特にハウスなどで栽培すると湿度等の条件により果面がまだら状になるものもありますが、品質的には問題ありません。
果肉は緻密で「二十世紀」より柔らかく、甘みも強く、特有の風味があります。
露地栽培では8月上旬~中旬に熟しますが、ハウス栽培は7月下旬には店頭に並びます。
日持ちは、室温で5日程度しかないので、早めに召し上がることをお勧めます。
冷蔵庫での保存をお勧めます。出典 千葉県庁公式サイト
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千葉県産豊水
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豊水初収穫💡
今年の豊水はどんなかなぁ?
これから楽しみです♪
当園の豊水は酸味が柔らかく
しかし
しっかり爽やかです👍🏻
また直売や全国発送が始まりましたらお知らせしますね📢幸水ももう少しで食べ納めです🥺
#豊水#初収穫#どうかな#幸水#まだあります#もうすぐおしまい#エコファーマー#梨園#白井の梨#板橋則雄梨園#しろいの梨#白井の梨ならまちがいナシ#白井市#環境に優しい#身体に優しい#エコ#なし坊#直売#環境に配慮#happy届け隊#ecology#nashi#farmer
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千葉県産豊水(ほうすい)の特徴
結果樹面積:477ヘクタール(29パーセント)
両親は、「幸水」×イ-33(「石井早生」×「二十世紀」)です。
昭和47年に登録された品種です。育成以来ずっと両親が不明でしたが、最近になってDNA鑑定により両親が判明しました。
果実は「幸水」より大きくなり、糖度も高く、多汁で酸味と甘みのバランスがよく、豊かな食味です。特に、完熟した「豊水」は、まさに極上の味と言えます。
8月下旬から9月中旬に熟します。
日持ちは、室温で10日程度と「幸水」より長く持ちます。出典 千葉県庁公式サイト
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千葉県産新高
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_a.y.u.k.i_
新高梨
なんと1kg近くもあるのよ〜🍐
大きさ分かるかな??味も美味しい!
.
#新高梨出典 Instagram
千葉県産新高(にいたか)の特徴
結果樹面積:218ヘクタール(13パーセント)
昭和2年に命名された品種です。これまで両親の「天の川」(あまのがわ)、「今村秋」(いまむらあき)がそれぞれ新潟県、高知県の原産であることから、両親の県名から一字ずつ取って「新高」と名づけられたと言われてきましたが、最近のDNA鑑定により、片親は「今村秋」ではなく、「長十郎」と推定されました。
大型の梨で、中には1キログラムを超えるものもあります。肉質はやや粗いですが、柔らかくて甘みも強く香気にも富む高品質な梨です。
9月下旬から10月中旬に熟します。大きくて見栄えが良いので贈り物にもぴったり。
日持ちも良く、冷蔵庫などで保存すれば、1ヶ月以上持ちます。
※市川市を中心とした東葛飾地域で栽培が多い。出典 千葉県庁公式サイト
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梨のこと、もっと知りたい!
分類:バラ科ナシ属
原産地:中国(China)地方、日本
季節の分類:夏秋
多く出回る時期:7月~10月頃
国内の栽培面積:約1万1,400ヘクタール(2018年)
国内の年間出荷量:約21万4,300トン(2018年)
おもな産地:千葉県(約13%)、茨城県(約10%)、栃木県(約9%)ナシ(梨/なし)はバラ科ナシ属の木になる果実で、中国が原産とされ、日本には弥生時代に入ってきたとされています。現在では様々な品種改良が行われ、その種類も数多くあり、沖縄を除き、日本全国で栽培されています。
日本の梨には「赤梨」と「青梨」があります。赤梨は「豊水」や「幸水」など果皮が茶色いもので、青梨は「二十世紀」のような果皮が緑色の梨です。どちらもシャリシャリした食感がありますが、あれはペントザンやリグニンという成分からできた石細胞によるものです。また赤梨は成熟すると果皮にザラザラの斑点が目立ちますが、これは水分を果実に閉じこめておくためのコルクの役割をしています。
梨の歴史
梨は、日本で栽培される果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたそうです。また日本書紀にも栽培の記述が残っており、江戸時代には品種も増加しています。現在のような甘味が強く果肉のやわらかい梨は、明治以降に発見されたり品種改良されたものです。
梨の選び方(見分け方)
軸が太くて色ムラがなくふっくらとしたもの
果皮に張りがありずっしりと重みがある
完熟すると果皮のザラザラが減る
赤梨は熟すと少し赤みがかった色になる
青梨は熟すと黄色みがかった色になる
日持ち重視なら完熟ピーク前のもの
梨の「みつ症」は外観からはわかりにくい
長期貯蔵された梨もおいしく味わえる主な梨の品種
幸水
「菊水」と「早生幸蔵」を交配し、1959年(昭和34年)に登場した赤梨。現在では日本梨の約40%を占める代表的な品種です。果実が約250~300gの扁円形で、お尻の部分が大きくへこんでいるのが特徴。やわらかい果肉には果汁がたっぷり含まれ、ひと口食べると強い甘味が広がります。果皮は基本的に褐色ですが、やや黄緑がかったものもあります。出荷は7月下旬頃から。
豊水
350~400gほどになる大きめの赤梨で、幸水と並んで生産量が多い品種です。比較的日持ちがよく、果肉はやわらかで多汁。甘味の中にほどよい酸味があり食味に優れています。親は「幸水」×「石井早生× 二十世紀」とされ、1972年(昭和47年)に命名登録されました。当初は「菊水×八雲」と「八雲」の交配ということでしたが、DNA鑑定により親子関係に誤りがあることがわかり、のちに訂正されています。店頭に並ぶのは8月下旬頃からです。
新高(にいたか)
1927年(昭和2年)に命名された赤梨で、親は「天の川」と「長十郎」と推定されています。当初は新潟県の「天の川」と高知県の「今村秋」の交雑と考えられていたため、それぞれの地名を取って「新高」と名付けられました。サイズは450~500gくらいで、大きなものでは1kgにもなります。みずみずしい食感で風味豊かな甘さを持ち、酸味は少なめ。特に高知県など温暖な土地で栽培されたものは糖度が高いようです。出回り時期は9月中旬頃から11月頃。
二十世紀
鳥取県のブランド梨としても有名な青梨の代表品種。1888年(明治21年)に千葉県で発見されました。果皮はきれいな黄緑色でサイズは約300g前後の中玉。多汁でシャリシャリとした果肉は甘味と酸味がバランスよく調和しています。なお「ゴールド二十世紀」は、病気に強い品種として二十世紀を改良したものです。また「おさ二十世紀」から育成された「瑞秋(ずいしゅう)」は、「二十一世紀梨」の名前でも出荷されています。
あきづき(秋月)
2001年(平成13年)に登録された品種で、親の掛け合わせは「新高×豊水」×「幸水」。主要品種3つの優れたところを併せ持っています。果実は約500g前後とやや大きめで、果肉は緻密で糖度が高く、果汁も豊富。酸味は少なめでシャリシャリとした食感です。店頭に並ぶのは9月下旬頃から。
新興
円形でサイズが500g前後になる大玉の赤梨です。「二十世紀」の自然交雑から誕生し、1941年(昭和16年)に命名されました。交雑品種は不明でしたが、のちの遺伝子解析で「二十世紀」と「天の川」の交雑であると推定されています。果肉はやわらかくて果汁も多く、甘さの中に適度な酸味があります。収穫時期は10月中旬頃ですが貯蔵性がよいため、寒冷地では年越しまで出荷されます。
posted with カエレバ南水(なんすい)
「越後」と「新水」の交雑により誕生した赤梨で、1990年(平成2年)に品種登録されました。果肉は比較的やわらかく、糖度が高いのが特徴で、酸味が少ないので甘味をしっかり感じられます。大きさは豊水と同じくらいで、中には500gを超えるものもあります。出荷は9月中旬頃から。
長十郎
1893年(明治26年)頃に神奈川県の梨園で発見され、その屋号からこの名前が付けられました。かつては赤梨の代表として食卓を飾りましたが、現在ではそれほど多く生産されていません。大きさは約250~300gで果肉はややかため、酸味は少なくほどよい甘さです。シーズンは9月中旬頃。
愛宕(あたご)
平均1kgにもなる大きな梨で、11月下旬頃から店頭に並ぶ晩生種です。親は「天の川」と「長十郎」と推定されています。かつては「二十世紀」×「今村秋」の交雑と考えられていましたが、のちの遺伝子解析により矛盾があることがわかりました。果肉はやわらかめで、甘味と酸味が調和しみずみずしい食感が味わえます。
posted with カエレバにっこり
甘くて大きな「新高」と人気種「豊水」を掛け合わせて栃木県で生まれた赤梨です。1996年(平成8年)に品種登録されました。平均果重が約800gにもなる大玉で、酸味は少なく糖度が高めで果汁も豊富です。10月下旬頃から出回る晩生種で、年が明けても店頭で見られます。
新水
8月上旬頃から収穫される早生種で、親は「菊水」×「君塚早生」。1965年(昭和40年)に命名登録されました。サイズは250g前後とやや小ぶりで、酸味はやや強めですが、甘味もあり奥行きのある味わいです。
彩玉(さいぎょく)
埼玉県で育成された梨で、親の掛け合わせは「新高」×「豊水」。2005年(平成17年)に品種登録されました。500gほどになる大玉で食べ応えがあり、果肉はみずみずしくシャリっとした歯ごたえ。甘味が強く酸味は控えめです。8月下旬~9月上旬頃に出荷されます。
晩三吉(おくさんきち)
約400~500gになる大玉の赤梨で、果実がややデコボコとしているのが特徴です。果肉はジューシーでやわらかく、さわやかな甘味とほどよい酸味があります。出回るのは10月下旬から3月頃まで。誕生の由来は不明ですが、明治時代中頃には新潟県で栽培されていました。
加賀しずく(石川n1号)
「加賀しずく」は2017(平成29年)年にデビューした石川県のオリジナル品種です。正式な品種名は「石川n1号」で、2016年(平成28年)に品種登録されました。果実の重さは600g程度と大きく、酸味は少なくて上品な甘さが特徴。また果汁が多くてみずみずしく、舌触りがなめらかです。出荷シーズンは8月下旬頃から9月中旬頃。
かおり
大玉で香りがよく、さわやかな甘味の青梨です。親は「新興」×「幸水」で、1953年(昭和28年)に神奈川県平塚市で「ナシ平塚16号」として育成されました。日持ちの悪さや樹勢の弱さなどにより、品種登録はされませんでしたが、食味がよいことから今でも生産数は少ないですが栽培が続けられています。
出典 果物ナビ公式サイト