鳥取県の人気スイーツと通販でお取り寄せ出来る鳥取のお菓子!妖菓目玉おやじ ココガーデンのパンケーキ 打吹公園だんご..

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鳥取の美味しいスイーツ、お菓子が食べたい!

鳥取県の人気スイーツといえば、妖怪食品研究所の妖菓目玉おやじ、大江ノ郷自然牧場 ココガーデンのパンケーキ、石谷精華堂の打吹公園だんご、米澤たい焼店のたい焼き、お菓子の壽城のとち餅などが有名!美味しいスイーツがたくさんある鳥取県。こちらでは、鳥取県で人気のスイーツ、ネット通販でお取り寄せしたい、ギフトやお土産にもおすすめの、鳥取県名産の洋菓子、和菓子、銘菓をご紹介します。


”旬”をお届け!JAグループ、食のインターネットモール。

 

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#妖菓目玉おやじ というお菓子ですー
#水木しげるロード にて#妖怪食品研究所 というお店にて販売されています😋

通信販売もされていない現地に行かないと買えない名物ですね🙂
栗入りの#こしあん が入っている和菓子好きにはたまらないお味ですね🤤

インスタ映えにも使えるいい名物ですよね😆

出典 Instagram

イギーくん
イギーくん

ねえねえボンゾくん、鳥取県で人気のスイーツ、鳥取名産のお菓子ってどんなものがあるの?

ボンゾくん
ボンゾくん

妖怪食品研究所の妖菓目玉おやじ、大江ノ郷自然牧場 ココガーデンのパンケーキ、石谷精華堂の打吹公園だんご、米澤たい焼店のたい焼き、お菓子の壽城のとち餅.. たくさんあるんだよ!それじゃあ、僕の大好きな鳥取のおいしいスイーツ、鳥取名産のお菓子をイギーくんにも教えてあげるね!

鳥取県で人気のスイーツ、お菓子、銘菓

妖怪食品研究所の妖菓目玉おやじ

妖菓目玉おやじ 目玉のおやじまんじゅう

目玉のおやじまんじゅう👁‍🗨
こーゆーのたまらん❤️‍🔥

お味は上品で甘さひかえめで美味しいお饅頭でした😇

#ゲゲゲの鬼太郎ロード #鳥取 #妖怪食品研究所 #目玉のおやじ #水木しげる記念館

出典 Instagram

妖怪食品研究所の妖菓目玉おやじとは

ぎょろっとした目玉がインパクト抜群な「妖菓目玉おやじ」。その正体は、栗入りのこしあんをねりきりで包んだ上生菓子です。水木しげるロードの片隅に位置する「妖怪食品研究所」さんでしか手に入らないレア商品なので、ちょっと変わったお土産を探している人にぴったりです。遊び心溢れる見た目とは裏腹に、味は繊細な甘味を感じる上品な一品。厳選した素材を使用し、老舗店の職人が一つひとつ丁寧に手作りしているため味は保証済みです。

出典 おみナビ公式サイト

妖怪食品研究所
住所:鳥取県境港市本町4番地
お問い合わせ:0859-42-5210
妖怪食品研究所公式サイト

口コミ

境港で“妖菓 目玉おやじ”〜「妖怪食品研究所」!
米子から鬼太郎列車に乗って境港にやって来ました。
列車の中から鬼太郎ワールド。
そして、水木しげるロードを散策、駅、道路標識をはじめとして、細かなところまで鬼太郎ワールド。
それを徹底している感じに感動しました。
月曜日ということで、閉まっているお店もありましたが、水木しげる記念館の並びにある、こちらのお店はオープン。
店名からして怪しい感じ、骸骨が店番をしています。
いただいたのは、こちら限定、妖菓 目玉おやじ(税込400円)。
持ち歩き用は串に刺してくれます。
お土産用も購入しました。(単価変わらず)
見た目も目玉おやじそっくり。
お味は、松江の老舗和菓子店、彩雲堂が作っているだけあって、本格的。
モチモチして、こし餡も甘さ控えめで美味しいですよ。
インパクトがあり、食べるのに躊躇してしまいます。
目玉おやじの最高級のニセモノと言えるでしょう。
境港へ行ったら、是非手に取ってみて下さいね。
ご馳走様でした!

出典 食べログ

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大江ノ郷自然牧場 ココガーデンのパンケーキ

ふわっふわのパンケーキ

 

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このパンケーキを食べるためだけに友が片道138kmの道のりを運転して連れて行ってくれた🥰

ふわっふわのパンケーキもアイスクリームも美味しくてたまらんかったよ😋

長距離運転ありがとうね

#大江の郷自然牧場
#ココガーデンカフェ
#ココガーデンのパンケーキ
#鳥取県

出典 Instagram

バターのプレーンが案外一番美味しいかも!

 

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パンケーキ食べたい
#パンケーキ #大江の郷自然牧場 #ココガーデンのパンケーキ#鳥取市#鳥取観光 #tottori

バターのプレーンが案外一番美味しいかも😋

出典 Instagram

大江ノ郷自然牧場 ココガーデンのパンケーキとは

大自然の中で極上のパンケーキを

ガラス張りの店内から望む山々の緑、青い空。 そして、オープンキッチンから漂う甘い香り…。 ここでしか食べられない「パンケーキ」で、時がゆっくりと流れるような、特別なひとときをお過ごしください。

出典 大江ノ郷自然牧場

住所:鳥取県八頭郡八頭町橋本877 大江ノ郷自然牧場内
お問い合わせ:0858-73-8211

口コミ

贅沢なパンケーキ。自然に囲まれ雰囲気もOK(*^^*)

鳥取旅行での最後の食事は、ここ大江ノ牧場ココガーデンさん(^^)
パンケーキを食べに。
事前にネットで予約して。
14時と中途半端な時間でしたが、お店はほぼ満席で。
10分ほど待って入店です。
頂いたのは、季節限定の林檎とさつまいものパンケーキに、アールグレイ。
嫁は、林檎の贅沢プレートと珈琲を。
オーダーして、20分ほど待ったでしょうか。
少々、時間がかかります。
直径15センチ位のパンケーキが2枚の上に、林檎のコンフォートとさつまいものクリームが。
さつまいものクリームをパンケーキにのせ、いただきます。
パンケーキ、クリーム共に甘さ控えめで、男性でも大丈夫(^o^)
パンケーキはふっくらしていて、2枚では物足りないくらい。
美味しいです。
林檎のコンフォートも上品で、林檎そのものの甘さと酸味が。
鳥取市内から山の方に入った場所にあるお店ですが、人気の理由が分かります。
また、行きたいですね(*^^*)

出典 食べログ

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石谷精華堂の打吹公園だんご

鳥取県倉吉の銘菓・打吹公園団子

 

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#打吹公園だんご #鳥取土産 #石谷精華堂

出典 Instagram

山陰銘菓といえばこれ! うん、旨いね。やっぱ打吹公園団子

山陰銘菓といえば、なかうらのどじょう掬いまんじゅう、宝製菓の大風呂敷、寿製菓のとち餅…と、いろいろだけど、石谷精華堂の打吹公園団子は、同じ県内でも本拠地の倉吉以外ではなかなかお目にかかれないマボロシ中のマボロシ。水木ロードでも売っているお店はあるけれど、だいたい入荷と同時に完売なんてことはザラ。数年ぶりに頂戴しました。うん、旨いね。やっぱ打吹公園団子のもんだわ
#鳥取県 #Tottori #倉吉市 #打吹公園だんご #石谷精華堂 #山陰銘菓 #団子

出典 Instagram

石谷精華堂の打吹公園だんごとは

ことの起こりは元弘三年、後醍醐天皇を、隠岐島より船上山にお迎えした名和長年公が、甘茶団子をさしあげたという故事を伝え聞いた、ときは明治十三年、初代の石谷すま女によって創業とあいなりました。当初は餡をまぶしただけの団子でございましたが、明治の中ほどから今の姿となりました。

地元の糯米粉に蜜を入れ、練って、蒸して、また練って、長い時間をかけて更に蒸します。こうして出来あがった餅を、手亡の白餡、小豆餡、抹茶餡の三種で包み、なんとも素朴で愛らしい三色串団子の出来あがりでございます。

四代目の石谷文海にいたっては、気に入らぬ餡が出来ようものなら即座に捨てるほど、味にはこだわりを持っていたと申します。創業以来、はや百二十数年、添加物を一切使わず、だんご作りただ一筋に今日まで、変わらぬ風味を守り通しております。

出典 石谷精華堂公式サイト

石谷精華堂
住所:鳥取県倉吉市幸町459-1
お問い合わせ:0858-23-0141

口コミ

小ぶりで可愛い3色団子、倉吉名物『打吹公園だんご』!

創業明治13年(1880年)、倉吉の名物菓子「打吹公園だんご」で知られる老舗の和菓子店。
白餡、黒餡、抹茶餡の3色こし餡に餅が包まれている、小ぶりで可愛らしいだんご。
同じタイプのだんごで有名なものに、愛媛県松山市の銘菓「坊っちゃん団子」がありますが、味はかなり異なるようです。
打吹公園だんご誕生の背景は、初代が故事に着想を得てだんご作りを決心したことに始まります。
《ときは元弘三年(1333)、南北朝時代、流刑の身となった後醍醐天皇は、やがて隠岐島から脱出。その際、地元の豪族・名和長年公が船上山にお迎えし、 〝甘茶だんご〟を振る舞いました。》
当初は今の形では無く、餅に餡をまぶしただけのあんころ餅だったそうです。
明治40年(1907年) に皇太子(後の大正天皇)行啓にともなう打吹公園造成を機に、創意工夫を凝らした結果、現在の形の3色だんごが完成。
打吹公園だんご自体は鳥取県内の様々なお店で販売されていますが、こちらは本店店舗。
倉吉駅から白壁土蔵群方面へと向かう南西方向に車で10分ほど。
「美作街道」沿にお店があります。
だんごの大きい看板があり、近くに来るとわかりやすいですね。
営業時間は朝6時から、かなり早朝営業していることに驚きます。
喫茶店としても営業していますが、こちらは8時からになり、売店のみが6時からになります。
この日は祝日の水曜日、朝7時前くらいの到着。
なかなかの早朝ですが、それでも他にお客さんがいました。
団子は2本入から、5本入、10本入、20本入とあります。
本数が多い箱ほど1本単価が安くなります。
今回は味見のお試しで2本入を購入。
【打吹公園だんご 2本入】260円(税込)
非常に柔らかい滑らかなこし餡、餡の層は厚く、中の餅はかなりもっちりとした力強い弾力があります。
確かに坊っちゃん団子は中の餅が柔らかいタイプだった印象、かなり食感は異なります。
それにしてもこのタイプの団子大好きです、美味しい。
もっと食べたくなり、お試しで2本にしたのを悔やむくらいに大満足です!
今回は自分用にしか購入していませんが、打吹公園だんごは鳥取土産としても大人気の銘菓。
ただ、添加物を一切使用しない昔ながらの製法にこだわったお菓子のため、日持ちが購入日含めて3日と短いのが難点なところ。
もちろんこだわるからこその美味しさではありますが!

ご馳走さまでした!

出典 食べログ

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米澤たい焼店のたい焼き

 

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y_1t0_1990
一尾ずつ型で焼くたい焼きを「天然物」と呼ぶそうな。
このたい焼きはそんな天然物のたい焼き。
極薄の皮に外がカリカリ。
中の餡と皮の塩気が相まって美味😍

#鳥取#倉吉市#米澤たい焼店#たい焼き#たい焼き屋#たい焼き🐟#たい焼きは頭から#天然物#甘党#美味#山陰#鳥取グルメ#山陰グルメ#ご当地グルメ

出典 Instagram

卵の入らない生地なので白く、尻尾などは香ばしくパリパリ

 

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卵の入らない生地なので白く、尻尾などは香ばしくパリパリ。えーそんなに餡を入れるの?!(ちなみに粒餡です)という量を入れていますが、それでもしつこくない。甘さもあるけれど塩味効いてるからかな。
1匹分ずつひっくり返す鯛焼き器を10個ほど同時進行。おじさまが汗だくで作っています。
店頭の鯛を抱える大黒様に鯛焼きを食べさせようとする方ww
#焦げたところ以外は整えない
#尻尾が大きいので金魚にも見える
#delicious #鳥取 #倉吉市 #米澤たい焼き #米澤たい焼店 #鯛焼き #たい焼

出典 Instagram

米澤たい焼店のたい焼きとは

倉吉で“たいやき”といえばこの店を知らない人はいないほどで、遠方からわざわざ買いに来るファンも多い。
金型で一匹一匹焼く昔ながらのたいやきは、尻尾までびっしり入ったほど良い甘さのあんこと、創業当時から変わらない白い皮が特徴。
たい焼きのほか、大判焼きやたこ焼きも人気。

出典 倉吉観光MICE協会公式サイト

住所:鳥取県倉吉市堺町2丁目929-1
お問い合わせ:0858-22-3565

口コミ

倉吉白壁土蔵群の近くにある人気のたいやき店!

鳥取県倉吉市にある、昔ながらの金型を使い一匹一匹熟練の焼き方で仕上げる、創業昭和23年の老舗たいやき店。
観光地としても有名な倉吉白壁土蔵群の近くにあり、地元の人はもちろん観光客からも人気のお店。
お店の最寄駅は倉吉駅になりますが、駅からは随分と離れています。
駐車場はお店の隣に2台ほど停めれるそうですが、白壁土蔵群を見ようと近くを散歩していたので、車は白壁土蔵群の近隣に沢山ある無料の観光駐車場へと駐車しました。
この日は祝日の水曜日、開店時間の10時より少し前の訪問。
しかしお店はすでに営業していました。
昭和の雰囲気をそのまま残したかのような、民家を利用した昔ながらの店。
店内で食べることも出来るようで、いくつか席がありました。
たいやきは1個100円(税込)の安さ、嬉しすぎます。
たいやきは普通のあずきのみですが、大判焼はあずきと白あんが選べました。
何気に大阪人としてはたこやきも気になるところですね。笑
たいやきを一個購入し、歩きながら食べました。
皮は白くて薄皮でありながら、表面はパリッと噛むとモチっとしています。
カリカリの羽が少しついてるのも食感良いですね。
あんこはふっくらと柔らかい粒あんで、コクがしっかりとあり甘さもそこそこ。
サイズは小ぶりですが、全体にしっかりあんこが入っていて満足感あります。
とりあえずお試しという感じで一個だけ買いましたが、小さめなのもあって何個もペロッと食べれそうですね。
美味しかったです!
倉吉に観光に来た際には是非寄りたいお店ですね(^^)

ご馳走様でした!

出典 食べログ

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お菓子の壽城のとち餅

米子市壽城の名物「とち餅」栃の実を使った餅と、ほどよい甘さの小豆あんを合わせた和菓子

⭐️鳥取のソウルフード?!
#お菓子の壽城
絶品お取り寄せシリーズ🧇🍡🍰🍩
米子市壽城の名物「とち餅」
栃の実を使った餅と、ほどよい甘さの小豆あんを合わせた和菓子。
餅であんを包んだ「白」
あんで餅を包んだ「赤」
どっち派ですか〜❓

出典 Instagram

お菓子の壽城のとち餅とは

遥か縄文の時代から食べられてきた栃の実。先人の知恵と経験によって美味しい食べ方が考え出され、親から子へ、そして孫へと伝えられてきました。どこか懐かしく、故郷の景色や、匂いを呼び覚ましてくれる「とち餅」は、私たちの心のふるさとのよう。餡をとち餅で包んだ「白とち餅」と、とち餅を餡でくるんだ「赤とち餅」があり、寿城の一番人気です。また、まんまるのお月様を見て飛び跳ねるウサギのような「福々兎」、 どれをとっても笑顔がほころぶお菓子が勢ぞろい。お土産に、ご贈答に、そして自分へのご褒美に、ぜひお求めください。

出典 お菓子の壽城公式サイト

お菓子の壽城
住所:鳥取県米子市淀江町佐陀1605-1
お問い合わせ:0859-39-4111

口コミ

米子城を模した城型の店舗が特徴的な名物和菓子店!

米子城を模したという、目を引く大きな城型の店舗が有名な鳥取の名物和菓子店。
お菓子の壽城は1952年創業の寿製菓株式会社という会社が運営するブランド。
寿製菓株式会社といえば数々の代表的銘菓がありますが、お土産にも大人気の鳥取を代表する銘菓「因幡の白うさぎ」は特に有名です。
お菓子の壽城は1993年に開城。
現在は取り壊され城跡のみが残る、近世風城郭として名を馳せた本物の米子城そっくりだそうで、石垣も一部旧米子城より移築するこだわり。
こちらの城型店舗のほか、空港や駅構内など山陰の各地に直営店を展開しています。
お店は伯耆大山駅から徒歩20分以上と駅からは遠いですが、国道431号線の大通り沿いにあり、流石はお城といった広々とした駐車場が設けられています。
この日は土曜日の13時半頃の到着。
店舗は通常の和菓子屋からは考えられない大きさ、まさにお城サイズ。
城内には様々な菓子類の販売コーナーの他、海産物加工品の販売コーナー、お菓子の製造見学、天守閣見学、鳥取ならではのご当地喫茶店「すなば珈琲」も入っており、のんびりとした時間を過ごせるテーマパーク型施設。
販売商品は非常に豊富ですが、特にこちらのお店の代表的銘菓として知られるのが「とち餅」。
紫水明の深い山で採れた栃の実を、もち米とともに蒸して杵でついた茶色い色味が特徴的。
餡をとち餅で包み込んだ白とち餅と、とち餅を餡で包み込んだ赤とち餅があります。
餡に包んだものは三重の赤福餅が浮かんで赤とち餅なのはわかりますが、白とち餅、餅めっちゃ茶色くて違和感ありますね。笑
第22回全国菓子大博覧会’94金沢菓子博では白とち餅が最高位賞「名誉総裁賞」受賞、第24回全国菓子大博覧会’02熊本菓子博では赤とち餅が最高位賞「名誉総裁賞」受賞と、全国的にも有名な銘菓です。
これだけ色々な商品を売っているにも関わらず、実は立ち寄ったのはとち餅を食べたかっただけなのです。笑
他にも色々と買おうと思ったのですが、試食なども多くあり、片っ端から闇雲に買わなくても、味見で気に入ったものを納得して買えるのも嬉しいサービスです。
そして結果的にやはり白とち餅美味しいなと思い、2個入り274円(税込)を購入!
茶色い色味が特徴的なとち餅、香ばしいとはまた異なる素朴で独特な風味。
こし餡もたっぷりと入ってるのに、餡に飲まれずしっかりと餅の味わい、風味が際立ちます。
このとち餅、特に栃の風味強めの印象。
とち餅自体そこまで食べ馴染みがないというのもありますが、珍しくてどこか癖になる美味しさです。
お土産にも最適ですね。
ただ今回訪問時が長旅の序盤だったこともあり、お土産用にがっつり購入するのは敬遠しましたが。笑
自分用なので2個だけでも十分楽しめました。

ご馳走様でした!

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お菓子のこと、もっと知りたい!

和菓子

和菓子は、日本の歴史や季節感から生まれた伝統文化であるとともに、それぞれの地域に根ざした食文化を表すものです。

和菓子の歴史

和菓子の歴史は、縄文時代までさかのぼるとされています。木の実を粉砕して、水でアクを抜き丸めたもの。これが団子の始まりといわれています。

その後、唐(現在の中国)との交流や茶の湯文化の発展などの影響を受けながら和菓子は進化。多様な素材を取り入れながら、製造や加工方法を発展させて、伝統的な技術を生かしつつも高品質で美しい形状の和菓子が、生み出されていきました。

その一方で、古くからの団子や餅が根強く好まれているのも、和菓子文化ならではの特徴。年中行事にも欠かせない和菓子は、日本の伝統文化と深く結びついて愛され続けています。

さまざまな和菓子

全国各地で、その土地ならではの農産物を生かして作り出される和菓子。

素材が同じでも、それぞれの地域でまったく異なる加工方法で作られることがあります。そのため、和菓子の種類はとても多く、分類が困難。ここでは、大まかに分類した一般的な和菓子の例を紹介します。

餅もの

柏餅、団子、大福、おはぎなど、米を原料とした餅を使っている菓子のこと。

蒸しもの

栗蒸しようかん、蒸しまんじゅうなど、蒸して作る菓子のこと。

焼き菓子

平鍋もの

桜餅、どら焼き、きんつばなど、焼いて作る菓子のうち、平鍋という銅板を使って焼く菓子のこと。

オーブンもの

カステラ、栗まんじゅうなど、焼いて作る菓子のうち、オーブンを使って焼く菓子のこと。

流しもの

ようかん、水ようかんなど、型に流し込んで作る菓子のこと。他に、水ようかんなど。

煉り(ねり)きり

煉りきり、こなしなど、餡(あん)を主体にして形を作る菓子のこと。

おかもの

最中など、別々に作ったものを最後に組み合わせた菓子のこと。

打ち菓子

落雁など、型に入れて打ち固めた後、取り出した菓子のこと。

季節を表現する和菓子

季節の移り変わりがはっきりしている日本。和菓子の世界でも、季節感をとても大事にしています。

春はさくら餅、夏は水ようかんといったように、それぞれの時期だけに作られる和菓子があり、これらを通じて日本では四季の訪れを感じることができます。

また、和菓子そのもので季節を表現することもあります。例えば煉りきりでは、同じ素材を使いながら形状や色合いを変え、四季折々の美しさを形作っています。四季だけでなく、それぞれを6分割した二十四節気で表現することもあるのです。

出典 農林水産省Webサイト

洋菓子

洋菓子とは、西洋に起源を持つお菓子で、クリームや果物を用いたシュークリームやショートケーキなどの生菓子、カステラなどの半生菓子、クッキーなどの焼き菓子の3種類に分類されます。
生菓子と半生菓子では、菓子に含まれる水分量に違いがあり、食感や保存期間も異なります。

洋菓子の代表格「ケーキ」

洋菓子の代表選手とも言えるケーキは、古代ローマ時代にはすでに作られていました。
当時、材料である小麦の精製技術が確立されていたため、食後のデザートとしてケーキが食べられる習慣がありました。
その後、砂糖の精製も可能になり、ハチミツに変わって甘味料として利用されるようになったことで、フランスではアーモンドやりんご、ナッツを使用したタルトの原型も見られ始めました。
さらに卵を泡立てる製法が確立し、カステラやスポンジケーキ、シフォンケーキといった今日でも馴染みの深いケーキが次々と生み出されていきました。

洋菓子のルーツ

日本人が初めて口にした洋菓子は、ポルトガル人によって持ち込まれたカステラだといわれています。
実際にケーキが販売され始めたのは大正時代に入ってからで、第二次世界大戦後に卵や砂糖、生クリームが手に入るようになるとケーキは一気に人気となり、一般に普及していきました。

一方、焼き菓子のルーツはエジプトで製法が確立されたパンにあります。
パンがヨーロッパに伝わるなかで、果実やハチミツを使用した甘いパンや揚げ菓子が作られるようになり、ローマ時代には焼き菓子としてのステータスが確立されました。
当時は富裕層しか口にすることができなかった焼き菓子も、時代とともにお祭りなどでも提供されるようになり、庶民の間に広がっていきました。
砂糖がインドからヨーロッパにとどけられるようになった十字軍遠征以降、現代の焼き菓子に近いものが作られるようになり、ルネッサンス期にはチョコレートの原料となるカカオなどと組み合わされ、ハイレベルな焼き菓子が作られるようになりました。

洋菓子製造のスタイルとパティシエ・洋菓子職人

洋菓子は和菓子をしのぐほどの高い人気があります。
同時に、洋菓子を製造するパティシエも人気の高い職種です。
製菓の専門学校で洋菓子づくりを学び、海外や国内の有名パティスリーで修行をする人たちが多くいるほか、レストランやホテルの製菓部門で職を得て、お客様に提供する洋菓子やウェディングケーキなどを製造する場合もあります。

洋菓子の製造は大きく分けて2通りのスタイルがあり、ひとつはパティスリーに併設された工房でその日に販売する洋菓子を製造するスタイルです。
もうひとつは、セントラルキッチンで一手に洋菓子製造を行うスタイルです。
つくられた洋菓子は各店舗や百貨店などに配送されます。
いずれの製造方法であれ、パティシエたちは生地の配合からマジパンなどの洋菓子細工に至るまで、生み出す洋菓子のクオリティを高めるために努力しています。
コンテストへの参加を積極的に奨励するパティスリーもあり、モチベーションの高いパティシエたちはお客様の期待を超える洋菓子作りに日々力を注いでいます。

出典 食バンク公式サイト

何が違うの?ヨーロッパ各国の『洋菓子』の特徴とは?

『洋菓子』といえば最初に思い浮かべるのは、フランス菓子ではないでしょうか。

フランスのお菓子の魅力・歴史

代表的なお菓子の種類とは?

フランスのお菓子の歴史

世界中で愛されているフランスのお菓子は、他国との交流の歴史を表すという一面を持っています。実は、フランスのお菓子は自国だけで培われてきたものではなく、近隣諸国と交流することで、今日まで発展を遂げてきました。

フランスと他国の交流の歴史において、重要な出来事のひとつが婚姻です。他国からフランスへ嫁いだ妃が、自国と同じ生活や食事ができるようにするために、侍女や家具だけでなく料理人やパティシエも同行させました。婚姻によって妃の国のお菓子がフランスに持ち込まれたことでおいしさが伝わり、次第にフランス国内に広まっていったのです。広まったお菓子はフランス風にアレンジされて進化を遂げ、フランス国内のみならず世界的な人気を誇る、現在のフランスのお菓子に至ったのです。

お菓子が伝わったフランスと他国の婚姻の一例が、イタリアの名門メディチ家の令嬢であるカトリーヌ・ド・メディシスです。16世紀にアンリ2世と結婚したカトリーヌ・ド・メディシスは、フランスへと渡りました。カトリーヌは美食家でもあったため、婚姻の際には故郷イタリアの料理やケーキ、砂糖菓子を作ることができるパティシエも同行させました。カトリーヌが嫁いだことにより、ビスキュイやマカロンといったお菓子や砂糖菓子の技術、イタリア料理、食事のマナーといったものがフランスに伝わりました。

フランスのお菓子の歴史は他国との交流だけでなく、修道院と教会にも深い関係があります。中世の修道院や教会ではよくお菓子が作られていました。作ったお菓子はキリスト教のミサで用いられたり、大きな祭日の時には一般の人々にも配られたりしていました。修道院や教会でお菓子作りが盛んだった理由のひとつは、製菓に必要な材料が揃っていたということです。中世の修道院や教会は非常に強い権力を持っており、その土地の領主の役割も果たしていました。そのため当時の修道院や教会は、農民から小麦などの穀物やはちみつ、卵、バター、チーズなどを納めさせていたのです。また、ある説によると、中世の修道院や教会の多くは一般の家庭には無いオーブンを持っていたため、お菓子を焼くことが出来たといわれています。

必要な材料と道具が揃っていたからこそ、修道院や教会でお菓子を作ることができ、現在のフランス菓子の多くが修道院や教会発祥となったのです。

フランス菓子の魅力

フランス菓子の魅力のひとつに、その美しい輝きがあると思います。焼き立てのガレット・デ・ロワは釜から出すとすぐに、糖度の高いシロップを刷毛で塗ります。そうすることで美しい光沢を生み、輝くのです。

エクレアのチョコレートも、フォンダンも、美しく輝く温度で仕上げることが大切です。ナパージュと呼ばれるジャムを塗ることもありますし、チョコレートのグラッサージュだけでも何種類ものレシピがあります。その美しい輝きがおいしさの表れだと言わんばかりに、時に華々しく、時に鈍く輝かせるのです。

フランス菓子の製法の中にも、輝きを出すための工程があります。例えば、チョコレートガナッシュクリームを仕込む際、少しずつ牛乳などを加えて丁寧にチョコレートを乳化させますが、美しく輝きのある仕上がりになったかどうかが、最終的な出来栄えを判断するポイントになります。美しくカットされたフルーツを例にとっても、みずみずしい状態を保つことと、果汁が滴るような輝きを出すことを目的に、フルーツに透明な艶出しを塗る工程があります。

材料の組み合わせから、焼き上げ、そして仕上げに至るまで、多くの手作業を経てフランス菓子はショーケースに並びます。作り手であるパティシエも、お買い求めいただくお客様も、手間を惜しまない丁寧な手作業によって生まれる美しさにこそ、そのお菓子の魅力を感じるものだと思います。

代表的なフランスのお菓子

フランスには国内外の人々を魅了する、バリエーションに富んだお菓子があります。大都会パリに並ぶきらびやかなお菓子から、地元で愛され続ける素朴なお菓子、各家庭で食べ続けられる庶民的なお菓子など、豊富な種類が存在します。多種多彩なフランスのお菓子の中で、代表的なものをご紹介します。

シュー生地

エクレア(Éclair)

細く絞ったシュー生地にたっぷりクリームが詰まったエクレアは、フランスではシュークリームよりもポピュラーなお菓子です。日本でもデパートやパティスリー、コンビニなど様々なお店で販売されている、馴染み深いお菓子といえるでしょう。

エクレアはフランス語で「稲妻」という意味です。コーティングしたチョコレートが稲妻のように光るから、エクレアを焼いた時の表面にできる割れ目がまるで稲妻のようだから、稲妻のように素早く食べないと中のクリームが溶けてしまうから等々、エクレアの名前の由来には数々の説が存在します。

エクレアの中のクリームは定番のチョコレートやキャラメル風味から、フルーツ風味やナッツ風味など、様々な種類があります。また、最近では、表面に色とりどりのフォンダンがかけられ、見た目も美しく仕上がっています。エクレアは、中のクリームも外側も非常にバラエティー豊かな、フランスでも人気のお菓子です。

サントノーレ(Saint-honoré)

サントノーレはフランスで古くから作られている伝統菓子のひとつ。特別な日のためのお菓子として、昔から根強く愛されています。作り方は、円形に伸ばした生地の上に、一口サイズのシューやクリームを乗せていきます。使用するシューは表面にカラメルをコーティングすることで、カリッとした食感が愉しめます。コーティングしたシューを重ね、クリームを乗せれば完成です。実は、元々はシュー生地を丸く伸ばしたものを土台にしていたのですが、上にシューやクリームを載せるには安定性が悪かったため、次第に別の生地を使用するようになったと言われています。

サントノーレは伝統菓子でありながら、アレンジが自由にできるお菓子です。円形の生地の上に一口サイズのシューやクリームを乗せるだけでなく、フルーツを乗せたり、シューやクリームを重ねて高さを演出したりすることも出来ます。パティシエのセンスも愉しめるお菓子です。

サントノーレの名前は、かつてパリの高級商店街にあったサントノーレ通りに由来します。サントノーレ通りにあるお菓子店が作ったお菓子が評判を呼び、お店のオーナーが通りの名前にちなんで「サントノーレ」と付けたのが名前の由来です。

焼き菓子

マドレーヌ(Madeleine)

マドレーヌはたっぷり入ったバターの風味と、ふわっと柔らかい食感が愉しめるお菓子です。本場フランスのマドレーヌは貝の形に似ており、真ん中の部分がぽっこり膨らんでいます。ベーキングパウダーのガスがしっかり抜けているために真ん中が膨らむので、ぽっこり膨らんだ部分があるということは、マドレーヌが上手に焼き上がった証拠ともいえます。マドレーヌの材料の特徴は、卵のすべての部分を使用して作ること。似たお菓子のフィナンシェは卵白のみで作られており、卵を全部使うか、卵白だけ使うかという違いがあります。

フランスのお菓子の中でもマドレーヌは、庶民的なお菓子として人気です。その名は、マドレーヌという名前のメイドが作ったことに由来します。フランス・ロレーヌ地方の領主が晩餐会を開こうとした際に、パティシエが厨房でいさかいを起こして職場を放棄し、同じ職場で働いていたメイドのマドレーヌがその場をしのぐために、祖母から教わったお菓子を作ったのがマドレーヌ誕生のきっかけという説があります。そのマドレーヌのおいしさがベルサイユ宮殿でも評判となり、やがてフランス国内に広がり、人気を集めていったのです。

フィナンシェ(Financier)

日本でも人気のフィナンシェは、バターとアーモンドの香ばしい風味を堪能できる、長方形の焼き菓子です。マドレーヌによく似た味わいですが、バターをふんだんに使うことでしっとり感があり、アーモンドプードルを使うことで鼻孔をくすぐる香ばしい香りが愉しめます。

フィナンシェは「財産家」「金融家」という意味で、形状は金塊に似ていますが、実は教会発祥のお菓子です。17世紀のフランス北部の修道女が作ったお菓子であるため、古くは「聖母訪問教会」を表す「ヴィジタンディン」という名称でも呼ばれていました。

マカロン(Macaron)

マカロンは外がサクッとしていて、中はしっとり柔らかい、日本でもお馴染みのお菓子です。フランスのお菓子の中で、最も有名なもののひとつと言えます。マカロンの作り方は非常にシンプルで、泡立てたメレンゲにアーモンドを混ぜて焼きます。主な材料は卵白と砂糖とアーモンドですが、アレンジによって多彩な味わいが愉しめるため、現在では数多くの独創的なマカロンが作られています。彩り豊かで表面がつるつるした、フランスや日本でよく見かけられるマカロンは、「マカロン・パリジャン」「マカロン・リス」と呼ばれる種類です。

フランスの焼き菓子の定番ともいえるマカロンですが、実はイタリア由来のお菓子です。16世紀にフィレンツェのメディチ家の令嬢カトリーヌがアンリ2世に嫁いだ際、イタリアからフランスにマカロンが伝わりました。カトリーヌによりイタリアから伝わったマカロンがフランスで洗練され、今や世界中で愛されるお菓子となったのです。

カヌレ(Canelé)

ボルドー地方の伝統的なお菓子であるカヌレは、ボルドーの修道院が発祥です。外はこんがり黒く焼かれ、中はしっとりもちもちしていて、濃厚な甘さが印象的なお菓子となっています。

カヌレの濃厚な甘さの秘密は、ラム酒の味わい。ラム酒が効いているからこそ、大人の甘さが堪能できます。また、卵、バター、小麦粉、牛乳などを使用しているため、外はカリッとしていながら、中の生地がもちもちに焼き上がるのです。

カヌレは独特の形をした「カヌレ型」と呼ばれる焼き型で焼きます。カヌレ型は小さな釣鐘型で、たくさんの縦溝が施されている独特な造り。この型の内側に蜜蝋を塗って焼くことで、王冠にも似た形のカヌレが出来上がります。

タルト・パイ生地

ミルフィーユ(Mille-feuille)

ミルフィーユはほんのり塩気を感じる生地と、口の中でとろける甘さのクリームが絶品な、フランスの歴史あるお菓子です。日本でも定番であるミルフィーユの特徴は、焼き上げたパイを何重にも重ね、その間にカスタードクリームなどを挟んでいること。オーブンで焼き上げる生地は非常にサクサクした食感で、クリームの甘さがよく絡みます。クリームには伝統的なカスタードクリームだけでなく、生クリームや、カスタードクリームと生クリームを混ぜたクレーム・レジュールなども使われています。

タルトタタン(Tarte tatin)

タルトタタンは、りんごの甘露煮の薄切りがたっぷり乗った、タルトのお菓子です。りんごは生地の下に敷き詰めたり包んだりするのではなく、タルトの上に乗せるのが特徴です。りんごは砂糖とバターで炒めてキャラメリゼされ、その上にタルト生地を乗せてそのまま焼きます。最後にひっくり返し、りんごの部分を上にして食べるのです。タルトタタンはキャラメリゼされたりんごの良い香りと、甘酸っぱさが魅力です。

タルトタタンの名称はホテルの名前が由来で、19世紀後半に「タタン」というホテルで考案されました。ホテルを営んでいたタタン姉妹が、りんごのタルトを焼こうとした時に、生地を敷かずにりんごだけ焼いてしまいました。その時に機転を利かせて生地をかぶせて焼き、お客様に出したところ大好評。このことがきっかけでタルトタタンはホテルの看板商品となり、今でも受け継がれるお菓子となりました。

その他の有名なお菓子

ガレット・ブルトンヌ(Galettes bretonnes)

ガレット・ブルトンヌはバターの豊かな香りと塩味が効いた、ほろほろ食感の生地が愉しめるお菓子です。ブルターニュ地方発祥の郷土菓子のひとつで、名前のブルトンヌは「ブルターニュ風の」という意味です。

サブレの一種であるガレット・ブルトンヌは、酪農と塩作りが盛んなブルターニュ地方ならではの、地元で作ったバターと塩をふんだんに使ったフランス菓子です。かつてのガレット・ブルトンヌはバターの使用量が小麦粉に対して1割だったのですが、現在のガレット・ブルトンヌは小麦粉と同量のバターを惜しみなく使うものも珍しくありません。そのためザクザクした食感が愉しめるだけでなく、バターの風味もたっぷり堪能できます。

リ・オ・レ(Riz au lait)

リ・オ・レはライスプディングとも呼ばれるお米のお菓子で、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、フランスの家庭で食べられるおやつの定番です。家庭によって味付けやレシピが異なり、気取らない味で親しみやすいおやつです。

リ・オ・レの作り方は、まずお米を牛乳で煮ます。レシピによっては牛乳に浸したお米をオーブンで焼くものもあります。牛乳で煮た後は砂糖で甘味をつけます。リ・オ・レはいわば「ミルク粥」のようなデザートで、フランスではママンの味として親しまれています。

クリスマス・ハロウィン…行事と一緒に愉しむお菓子

フランスのお菓子は日常生活の中で食べられるものだけでなく、クリスマスやハロウィンといった行事の際に愉しむお菓子もあります。クリスマスなど特別な日に食べられる、フランスのお菓子を紹介します。

ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)

ガレット・デ・ロワはキリスト教の「公現祭」に新年のお祝いとして食べられるフランスのお菓子です。「公現祭」はキリスト教の主要な祝祭のひとつで、元々は1月6日に祝っていましたが、近年では1月1日を除いた一週間のうち、最初の日曜日に祝うように変化しています。

ガレット・デ・ロワを食べる際は、お菓子の中に陶器の人形(フェーブ)を隠す習慣があります。切り分けられたガレット・デ・ロワを食べた際に、人形の入ったカットを当てた人が男性ならば王様、女性ならば女王様となります。人形が当たった人は紙で作った王冠をかぶり、一緒に食べていた人から祝福を受けるとされており、このためガレット・デ・ロワはフランス語で「王様のお菓子」を意味します。

ガレット・デ・ロワはパイ生地の中にアーモンドクリームが入っているのが一般的ですが、地方によっていくつかの種類があります。フランス北部ではパイ生地にアーモンドクリームを入れますが、南部ではブリオッシュ生地を使ったガレット・デ・ロワが作られます。ブリオッシュ生地のガレット・デ・ロワの形はリング状となっており、生地の表面にフルーツやドライフルーツを盛って食べます。

ガレット・デ・ロワのパイ生地は折回数が多く、階層が多いのが特徴です。しっかりとした歯ごたえが生まれるため、「ザクザク」したパイ生地と感じます。これに対して、ミルフィーユのパイ生地は折回数が少なく、バターの層も少ないため、バターが溶けて生地に浸透した後の空洞が大きくなることで、食感は「サクサク」と感じます。同じパイ生地でも、ガレット・デ・ロワとミルフィーユのパイ生地の固さや食感の違いを意識してみると面白いかもしれません。

クレープ(Crêpe)

クレープはフランスでは日常生活の中だけでなく、2月2日に祝われるキリスト教の「聖燭祭」でも食べられるお菓子です。「聖燭祭」は聖母マリアのお清めを祝う日で、信者がろうそくを持って行進する、ろうそく行列が有名です。

「聖燭祭」の夜にフランスではクレープを食べる習慣があります。クレープを食べる理由は、クレープの形と色が太陽を象徴し、恵みと豊穣をもたらすものとされているからです。聖燭祭の日にクレープを食べる際は、一年の幸運と繁栄を願い、片手にコインを握ってもう片方の手でフライパンを握り、ひっくり返すという遊びを行います。うまくクレープをひっくり返すことができれば、その一年が幸せに過ごせるとされているならわしです。

クレープは生地を薄く焼き、何重にも重ねたお菓子ですが、実はブルターニュ地方で食事として食べられる、そば粉のガレットから着想を得て作られたと言われています。日本ではクレープというと、生地の中にフルーツや生クリーム、ジャム、アイスクリームなどを入れ、くるくる巻いたものが有名ですが、本場フランスのクレープはお皿の上に三角状に平たく盛り付け、ナイフとフォークで頂きます。

クレープを食べる際に欠かせないのがソースです。クレープと一緒に食べるソースは、定番である生クリームやチョコレートソース、カラメルソースだけではありません。フランスではヌテラというソースをかけて食べることもあります。ヌテラはヘーゼルナッツベースのチョコレート風味のソースで、美食家の多いフランス人の舌を唸らせる逸品です。

ブッシュ・ド・ノエル(Bûche de Noël)

日本でもすっかりお馴染みとなったブッシュ・ド・ノエルは、12月25日に食べるクリスマスケーキです。ブッシュ・ド・ノエルの由来は、12月25日にキリストの生誕を祝い、夜通し暖炉に薪をくべて燃やしたことにあります。本来のブッシュ・ド・ノエルは本物の大きな丸太を燃やすことでしたが、時が経つにつれ本物の丸太を燃やす習慣が廃れ、代わりにお菓子のブッシュ・ド・ノエルが登場し、広まっていきました。この起源により、ブッシュ・ド・ノエルは燃やした丸太をかたどったケーキを指すようになったのです。

ブッシュは「木」という意味で、ノエルは「クリスマス」という意味を表すため、直訳すると「クリスマスの木」という意味になります。ベースであるロールケーキの表面をココア・チョコレートクリームで覆い、フォークで表面を薄くひっかいて筋をつけることで、樹皮を表現します。

フランスの伝統的なクリスマスケーキであるブッシュ・ド・ノエルの人気の理由は、デコレーションやアレンジが豊富という点にもあります。好みに合わせてフルーツなどを盛りつけることができるのです。ブッシュ・ド・ノエルは家族と過ごすクリスマスに欠かせない、フランスのお菓子です。

フランス菓子以外の他のヨーロッパの各国のお菓子

洋菓子は西洋菓子の総称であり、ヨーロッパの各国に様々なお菓子の起源が存在し、製法や傾向などにも少しずつ違いがあります。
それでは、フランス菓子以外の他のヨーロッパの各国のお菓子にはどのような特徴があるのでしょうか?
それぞれの国の伝統菓子と一緒にご紹介します。

ドイツ菓子

ドイツ菓子は、基本的な生地やクリームなどの製法はフランス菓子と変わりません。
種類は大きく分類すると、比較的シンプルな焼き菓子のクーヘンや、生クリームやフルーツを使ったトルテなどがあります。
日本のケーキと比べるとサイズが大きく、直径30cmのトルテも珍しくありません。
大きさに対して甘さは控えめで、素朴で親しみやすいものが多いです。

バウムクーヘン

ドイツには、国立洋菓子協会が定めた『バウムクーヘンの定義』が存在し、厳しい基準をクリアしたものだけが本物のバウムクーヘンだと認められます。
そのため、ドイツ人でもバウムクーヘンを食べたことがない人は多いようです。

シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ

ドイツで圧倒的人気を誇っている定番のケーキです。

レープクーヘン

シナモンやナツメグなどの香辛料を使い、主にクリスマス菓子として親しまれているお菓子です。

イギリス菓子

イギリスといえばアフタヌーンティーとスコーンを思い浮かべるかもしれません。
紅茶とともに軽食やお菓子を食べる習慣のあるイギリスでは、お菓子の種類が非常に充実しています。
ふわふわとした食感よりも、ボリュームのあるものが好まれるため、泡立て器を使用せずに木べらだけで作ることもあるそうです。

ファッジ

イギリスでは専門店があるほど人気の定番のお菓子。
砂糖と牛乳や練乳、バターをベースにチョコレートやフレーバーを混ぜ込んだ激甘スイーツです。

ヴィクトリアスポンジケーキ

ヴィクトリア女王がアフタヌーンティーの際に一番気に入っていたというケーキ。
見た目は素朴ながらも、名前から高貴さを感じられますね。

クリスマスプディング

イギリスのクリスマスケーキとされている伝統菓子。
私たちが想像するプリンとは違い、パン粉や小麦粉、牛脂、ドライフルーツ、ナッツなども使われています。

イタリア菓子

実はフランス菓子より古い歴史をもつイタリア菓子。
イタリア語で甘いという意味を持つ『ドルチェ』は、お菓子を示す言葉として私達日本人に馴染み深いですね。
傾向としては蜂蜜やチーズ、ナッツ類を使用したお菓子が多いようです。

ティラミス

ティラミス(Tira-mi-su)の意味は、直訳すると「私を上に持ち上げて!」 。
つまり、食べて「元気になる」ドルチェということです。

パンフォルテ

もともとはクリスマスのお菓子とされていた、古くからある伝統菓子。
小麦粉や砂糖、蜂蜜をベースにした生地に、柑橘類の砂糖漬けや、飴に絡めたナッツ類などを混ぜ込んだずっしりとしたお菓子です。

ウィーン菓子

ウィーン菓子はウィーンに限ったものではなく、オーストリアの他の地域でも似たお菓子が作られていることも少なくありません。
製法はシンプルで、ナッツや香辛料などを生地に混ぜ込む手法が特徴的です。

ザッハトルテ

ウィーン菓子の代表ともいえるザッハトルテは、200年前の配合や作り方が伝統として守られていると言われています。

カルディナールシュニッテン

黄色と白のカトリックの旗をモチーフにしたお菓子。
コーヒークリームの代わりにジャムだけを挟んだ昔ながらのものもあります。

出典 ホテルオークラ公式サイト パティシエントマガジン公式サイト

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